GeneSoC® アプリケーションノート [検出例]

◯ ウイルス

ネコパルボウイルスの検出【所要時間:約16分】

重症熱性血小板減少症候群の症例血漿検体(イヌ・ネコ)を用い、SFTSウイルス遺伝子をマイクロ流路型遺伝子定量装置 GeneSoC®で検出しました。 【所要時間:約17分】

○ 症例サンプル

  • 血漿または血清
  • 陽性ネコ2検体、陰性ネコ2検体・イヌ1検体

○ 核酸抽出

  • magLEAD 6gC(プレシジョン・システム・サイエンス株式会社)

○ 使用機器、及び試薬

  • マイクロ流路型遺伝子定量装置 GeneSoC®
  • GeneSoC® 専用測定チップ
  • GeneSoC® PCR Master Mix
  • GeneSoC® 専用添加剤

○ プライマー及びプローブ

  • Forward:5’-TGGAACTAGTGGCACACCAA
  • Reverse:5’-AAATGGTGGTAAGCCCAATG
  • Probe:5’FAM-CAGGTGATGAATTTGCTCAGG-3’TAMRA

André et al., J. Virol. Methods. (2012)

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※本研究はマイクロ流路型遺伝子定量装置 GeneSoC®を用いて行った研究となりますのでGeneSoC® mini Rでご検討いただく際はご相談ください

ネコパルボウイルスの検出 時間比較のグラフ

○ 測定プロトコール 【所要時間:約16分】

温度(°C) 時間(sec) Cycle
HS 96 10 1
DN 96 4 50
AE 60 10

(所要時間:約16分)

  • HS:Hot Start
  • DN:Denature
  • AE:Annealing / Extension

【データご提供】
東京大学 大学院農学生命科学研究科 獣医学専攻獣医臨床病理学研究室 桃井 康行教授
東京大学 大学院農学生命科学研究科 獣医学専攻獣医臨床病理学研究室 吉田 和樹氏